美しい日

小学校教員になりました。新任です。上越教育大学西川研究室で『学び合い』に出会う。

受験は集団戦

「受験は集団戦」という言葉がありますが、強くその意味や価値を感じています。

 

私は教採に向けた勉強をゼミ室でしています。

 

私は数学が大の苦手です。高1の時に美大の受験を決め、センター試験の受験科目で数学を使わないことがわかってからさっぱりやめてしまったのです。クラスでいつもビリか下から2番目をさまよっていました。

 

今になって数学を使うことになり、大変焦っています。

だけど、「これわからんー」と呟いただけで、周りにいる誰かが「どれどれ?」と見にきてくれます。今日は3人がかりで解き方を教えてくれました。

 

私たちの部屋は西川研究室だけでなく、たくさんの研究室の人が集まっている部屋です。

多様で多数の人が集まる楽しい部屋です。そしてそれぞれの得意を持っています。

それゆえに、この部屋で勉強することが、私にとって教採対策に最も良い環境と感じています。

 

何より、教えてもらえるだけでなく、頑張ろう!と言い合えるのも素敵なのです。

 

 

また、私は教えてもらってばかりなので、自分は何ができるのかな、と考えています。

専門が美術なので、図工のことはわかるかもしれないし、普段の生活でもっと周りのみんなを助けられるように視野を広く持ちたいです。

そして、私は勉強が得意な方ではないのですが、みんなで教え合えるくらいにもっと勉強したいとも思います。

 

「みんなのためにも自分も勉強する」という意識が生まれた時に集団で勉強することの価値を感じました。

 

もちろん1人で勉強する方がいい人もいるでしょうし、それぞれに合った勉強法があると思いますが、自分がいつか担任を持った時に、私の経験を元にして互いの力を貸しあい、高めていくことのできる集団の素晴らしさを伝えたいと思います。