12月にある学校行事で、学級の出店を何にするかという話し合いをしました。話し合いは子どもたちに任せて私は様子を見ていました。
私は特に何も言いませんでしたが、多数決ではなく、みっちり話し合って全員の納得を得ることを大事にしていました。少数意見を尊重し、うーんという顔をしている人に意見を聞いたり、納得するまで話そうよ、と言ったり。話を否定したり遮ったりする人には「今〇〇さんが話してるから待ってね」なんて言えたり。
折衷案を考えて納得のいく議論になったようでした。
(教室で宝探しをやろうという流れの中、劇をしたいと言う少数意見を取り入れました。宝探しをするストーリーをつくり、その劇の中でルール説明をする動画を撮って、来た人の待ち時間に見てもらうことになりました。待ち時間の活用にもなります。ディズニーやUSJのアトラクションの待ち時間に見る動画みたいなイメージ?で面白そう。)
前提として自分の意見を言っても大丈夫だと思える集団であることが必要です。そう言う集団になりつつあるのかなと成長を感じました。
全員の納得を得ることを諦めない、これが民主主義なのではないかと思いました。
知らぬ間に民主的なクラスになりつつある…子どもたちは本当に面白い存在です。