美しい日

小学校教員になりました。新任です。上越教育大学西川研究室で『学び合い』に出会う。

マジ

うちのクラスではサッカーがブームのようです。

 

今週、ある男子にサッカーに誘われましたが乗り気じゃなかったんです。それでちょっと渋っていたら、「教えたいから来て!」と言うし、女の子たちにも頑張って声をかけて誘っているのが面白いな、すごいなと思って行ってみた。

 

来たからには本気で闘いました。小4から見ると思ったより動けていたようで、「先生、サッカーやってたの?」「先生俺より上手いかも」なんて…いやいや、DSのゲーム、超次元サッカーイナズマイレブンしかやってません。

 

高校の卒アルに体育祭でサッカーをやっている場面で、私がぼーっとしてるところが写ってしまってます。

本気でやったことがなかったんです。

体育祭のときだけ団結しようとしてるなんて思って冷めていて、雑に参加していたんだなって今だから思います。

一部の人たちだけがなんかそれっぽいことしたいんだとばかり思っていて、いいクラスになんてなれないと他責思考だった。だから生きづらいし、部活と受験しか思い出せないような高校生活になった。

クラスや担任のせいではなく、自分のせいだと今ならわかります。面白くしよう、歩み寄ろうとしなかった。

 

普段から人に歩み寄らなかったせいで、すごく損をしていたと今気づいてももう高校生には戻れない。クラスの仲間と自分自身に対して今更、すごく申し訳ない気持ちになった。

 

 

私は、クラスの仲間を一生懸命誘って、本気で楽しもうとする人たちに心を打たれて参加してみた。本気でやっている人を見て、本気になれた自分に気づくことができたのです。

 

本気の気持ちを受け取れるかどうか、それって普段の関係性がどれだけできているかではないでしょうか。どれだけ歩み寄ろうとしているかではないでしょうか。

 

残りの人生は、私は人の頑張りたい気持ち、一生懸命な気持ちをたくさん受け取りたい。だから毎日人と誠実に大事に関わろう。そう改めて思わせてくれたのは子どもたちでした。