美しい日

小学校教員になりました。新任です。上越教育大学西川研究室で『学び合い』に出会う。

次は何年生

クラスで凪先生は次何年生の担任なんだという話題が出ました。

「1年生だとおもう!」

その声に「あーわかる!」「ぽいよね。」なんて反応もあるなか、ある子がこんなふうに言いました。

「先生はどこでも仲間を作れるように、人との関わりが大事って教えてくれたから、それを一年生から知ったほうがいいと思うから一年生担任がいいと思う。」

「そうじゃん、早いうちに知ってた方いいよね」

 

おお、そんなふうに思っていたとは。びっくりしました。

 

それに対して、「いや、それなら6年生がいいと思う。人との関わりが大事っていうなら6年生が教えてあげたら全校に広まるから。」

 

なるほど、全校規模にすることを考えてる猛者もいます。職員会議に子供達を呼んだほうがいいんじゃないでしょうか。なんて。

 

でも私は思います。そこまでわかってるんだったら、次の一年生や六年生じゃなくて、あなたたちが他の学年にその姿を見せて教えてあげることがきっとできる。なんなら、この先の人生でずっとそれができる。

私の目の前にいる間だけじゃないのが、いい。

でもこの子達に、もっと先だ、人生を見よう、長い人生で何が本当に幸せにつながるのか、と直接話すことができるのは、あと少しです。