週の半ばです。
今日はこんなことを語りました。
「先週の木曜日、書写の半紙がなくなってしまい、月曜日にも書写があるのにどうしようと思って急いで半紙を注文したことがありました。
業者さんはすごいです、木曜日の夕方頼んだものが金曜の昼には届いていました。
安心して月曜日書写の授業ができました。
こんなふうに、実はみんなの知らないところで私たちを支えてくれてる人がいます。
食べ物や着るものは勝手に出てくるわけではなく、誰かが作ってくれている。水は魔法で流れてくるわけではなく、誰かが綺麗にしてくれて届けられている。ごみは勝手に消えるわけではなく、処理をしてくれる人がいる。みんなの帰り道を見守ってくれる近所の方がいる。
この授業では、教えてもらったり、教えたりすると思う。そして、誰かが助けてくれることや、何かをしてあげることについて考えると思う。
その中で、みんなには自分を支えてくれる人に感謝をできる人になってほしいんです。感謝をすると、満たされて嬉しい気持ちになって、幸せにつながると私は思うんです。」
そんなことを話すと、なんだかいつもよりポジティブな言葉が飛び交っているような気がしました。(話したことは用意していたわけでなく、子どもたちの前に立つとなぜか自然と出てきたことでした。)
最後の1人が頑張っていて、そっと見守って、「よっしゃできたよー!ありがとうー!」と言うと、他の人も「やったー!」と言って、にこにこしていました。
「いっしょにやろう、ありがとう、何か困ってる?やったー!わかったー!」
こんな言葉がたくさん聞ける、そんな授業にしていった子ども集団はなんて有能なんだろう。
実は今日は遠足が延期になって、通常授業になった日だったのですが、連絡帳に書いた子供達の日記には「最初は延期になって悲しかったけど、それでも友達と過ごせて楽しかった」ということを書いている人がとても多かったです。
やっぱり、何をするかより、誰といるかなんですね。いい一日を過ごせて嬉しい気持ちです。
連休まで後2日、生きるぞー!