教員の世界に足を踏み入れて、2週間が経ったところです。
この世の学校の先生は超人なんじゃないか。
朝7時半に行っても早い人はもういるし、最後に帰った先生が何時かなんてわからないです。
全然授業を考える暇なんてないのに、勤務時間のほとんどは子どもと過ごし、授業をして。
子どもが帰ったら、事務仕事や、会議。やっと授業を考えられると思ったら、もう外が暗くなってきて。
ある先生が、「子供にたどり着けるのが遠いよね。」と呟いていました。
さて、教員はやっぱり超人なのでしょうか。
教員だって眠いし、疲れるし、お腹は減るし、辛いことがあったら泣きたくなる。
それでも、子どもが昨日よりも成長している姿、協力し合う姿、考えている姿などを見て、前を向いている。
家庭のある人は、家に帰ったら待っている家族の姿を思い浮かべてもう一踏ん張りしている。
教員同士で力を合わせて助け合っている。
教員は、普通の人です。
特別な人なんていません。
きっと、たくさんの人からエネルギーをもらっているだけなのです。
だからこそ、力をくれる人たちに、感謝を忘れない。
ありがとうが飛び交う職員室には、そういうわけが、あるような気がします。