3/20に大学院を修了しました。
引っ越しをし、荷解きをしてやっと住む環境が落ち着いてきました。
大学院の2年間は、それはそれは楽しく、時に苦しく、なによりも大きな仲間を得ることができました。私の生き方そのものを見つめ、そして大きく変わった時間でした。
修了式の日は、別れの日だとは思えないほど笑顔が溢れたそんな日でした。
仲間とは、またいつか会えるような気がしてならないからでしょう。
それぞれの門出を祝い、またね、と言い合いました。
しかし、次の日はそうもいきませんでした。
大事な人を駅まで車で行って見送り、車に帰ってきたら助手席には誰もいませんでした。あるのは、さっきやったガチャガチャのケースだけでした。
そして、そこからしばらく動けませんでした。
ぐっと前を向き、まだ引っ越し作業をしている仲間のところに向かいました。
そのあとゼミ室の最後の片付けをして、ご飯に行き、時間はあっという間に流れ、それぞれの新しい場所に向かう時間となりました。
最後に終わりの式をやろうということで、一人一人話す流れに。
私の番が最後に回ってきたところで、仲間の顔を見た瞬間、まるで、子どものように泣いてしまいました。
1人では、笑うことも泣くことも、できないのでしょう。
幸せは、そこにあるものだということを、たくさんの仲間が教えてくれました。
これから教員になった時、「仲間とのつながりを大切に」ときっと話すと思います。そしてその時は、みんなの顔を思い浮かべるのだろうなと思います。
会えなくなるからといって、繋がりがなくなるわけではありません。
互いが思い合えば、繋がり続けるのだと思います。
さて、素晴らしい仲間をたくさん得ることができた私は、新学期どんなことを子どもたちに話そうか。どんなクラスにしていきたいんだろうか。そんなことを考えつつ、緊張とワクワクでいっぱいです。