昨日は塾で講師のアルバイトをしていて、6人の生徒と一緒に勉強をしました。
それぞれ勉強に向かう気持ちもさまざまで、何も言わなくても模試の結果を広げてきて、ここが苦手なんです、だからこういう対策をしたい!と言ってくる子や、円はまだ習ってない範囲だけど、進めたい!って言ってくる子がいました。
自分で学びたいこと、学ぶべきことを決めて塾へ休みの日でも向かっているパワーはすごい!と思います。
一方で、年前に課した宿題をやってる子もいれば、全然やってない子も。
改めてなぜこの宿題を課しているのかをじっくり話しました。やってくるかどうかは、信じるしかないです。
なんでそうなったか振り返ります。
私は宿題を出すのがそもそも嫌なのですが、学力を上げるのがこのお仕事です、この宿題出してね、と言われれば出さなければいけません。
自分なりに意味を見つけ、なぜやるのか、どういう目的でやるのかをしっかり話したつもりだったのですが、やはり自分から必要だと見出した課題でないと難しいだろうなと思います。
宿題出すのやだなと、どっかで思ってる私の心が見透かされているのかも。
個人を変えられないと思ってる自分と、変えて結果を出さなければいけない仕事の間ですごく揺れてしまうのです。
目的が学力を上げること という教育の場に身を置いてみたことで、考えさせられることがたくさんあります。
学力をつけることも、一つ子どもの生き抜く力になり得るとも思ったり、幸せにつながる可能性もあるとも思ったり。だから塾って場所は、その足場として選んでくる子には必要な場所なのかなって。
だから自分の意志で塾に来ないと、ただ、辛いんじゃないかなってすごく感じたり。
学力を手段でなく、目的にしてしまうと辛いばかりだなとひしひしと思ったり。
結局は私がやり続けられることといえば、頑張っていることを見てあげて、「君らなら絶対できるよ」としっかり伝えてあげることじゃないかなと最近は思っています。
信じて行動することしかできないけど、それを続けられるかどうかなのではないかと思います。