先日、学級通信について悩んでいました。
ゼミの仲間に見せると、「え、学級通信って保護者にあてるんじゃないの?」と言われ、天地がひっくり返る衝撃が走りました。
そうです、めちゃくちゃ子どもに向けて書きました。(他の職員の先生には見てもらっています)
保護者になぜこのような話をしたのか、どうしてこういう活動をしているのかを伝えるんじゃないかと言われると、え、そうかも?と少し揺らぎました。
こども向けに書いた意図は大きく二つです。
・子どもに伝えたそのままの言葉で、子どもへの想いを保護者に知ってほしい
・子どもたちが私の思いや、学級での出来事を改めて文章で読むことができるようにしたい
(クラス掲示をしました)
何人かに相談したのですが、それを伝えると仲間達は、「いや大丈夫、お前の信じた道をいけ!」と、言ってくれました。
それだけじゃなく、西川研の仲間が、あることで現職の先生に相談の電話をした時に
自分の悩みだけでなく、私の件の学級通信のことまでも相談してくれました。
現職の先生も学級通信を見てくれて、その後仲間から、「絶対伝わるから大丈夫だよって言ってくれたよ、だから信じろ!」と電話が来ました。
自分のことだけじゃなくて仲間のことまで考えて聞いてくれるんだと思い、すごいやつだと思いました。
対応してくれた現職の先生も、若い私たちの背中を押してくれ、私たちからも学んでいると言ってくれる、尊敬する先生です。
「I」だけじゃなくて、「we」の思考があることって、こうやって繋がりを作り続け、助け合えます。
これを子どもたちに伝えたいんだよ!!と改めて思いました。
揺らぐ時もあります。でも私にはつながりがある、だから大丈夫。
〜あとがき〜
結果として、子どもたちに渡したときには面白い様子が見れました。
まず、「え!先生がこれ作ったのー?」と、見慣れないCanvaで作った学級通信に不思議がり。
「〇〇って書いてあるよ。」とか、話をしている子。
声に出して通信を読みだした子。(なんで音読しようと思ったんでしょうか?)
さっさとしまう子(笑) 文が長かったね。
子どもたちに向けて書いた意味はあったかもしれません。これからの様子も気になります。
〜余談〜
そういえば私の5年生の時の担任の先生が、学級通信のタイトルを子どもから任意で募集していました。
4月いっぱいで転校することがわかっていたので、たった1ヶ月だけ過ごした学級でした。
どうやって決めたかは忘れちゃいましたが、私が提出した「これでいいのだ」が、採用されました。
もしかして転校するから、私のものを学級に残せるように選んでくれたのかもしれませんね。
実際、私の考えたタイトルが、これからも残ってるんだなと思って、嬉しくなった記憶があります。