美しい日

小学校教員になりました。新任です。上越教育大学西川研究室で『学び合い』に出会う。

始動

 

「それでは、担任の先生の発表をします。」

 

校長先生が言うと、子どもたちがソワソワし始めました。

私もきっとこんな気持ちだったなあって思いながら、ソワソワ。

 

「4年○組 太田凪先生です」

 

ふぁーーー?!みたいな、謎の声。

 

私の方を見て、手を振ってくる子、変な顔をしてる子、ぺこりって頭を下げる子。

 

あ、もしかして私ほんとに担任になるのかもしれない。

 

 

 

始業式が終わり、教室に行ってまず最初のミッションは教科書を持ってくることです。

 

「いきなりなのですが、みんなの大事な教科書を持ってくる4年生最初のミッションがあります。」

と言うと、手伝う!!はいはいはい!と手を挙げる子どもたちにびっくり。

 

全員は連れて行けないので、半分の人は戻ってきた人と教科書を配る準備をしてほしいな。と言って、教科書を取りにいきました。

 

私が最後多めに教科書を持って運んでいると、何人か子どもたちが戻ってきて、「先生大変そうだって言ってたから、運ぶ!」と言うのでした。

 

教室に入ると、給食台が出されていて、その上に綺麗に教科書が並べられていました。

 

なんだこのクラス?!

 

たった10分の出来事でしたが、そのあったことの中でも何が大事なところなのかを話してから、私の想い、願いを伝えました。

 

その後配った学級通信をまじまじと読んでる子、なぜか音読してる子、寝むそうな子

 

いろんな子がいました。いろんな子がいるからいいです。

 

だからこそもっともっと伸びていくだらうと感じます。初日にして、どうか幸せになってと願わんばかり。

 

 

 

(今日の仕事メモ:

①退勤をちゃんと切ってえらい。(?)

②先生たちは雑談ですら面白い。

③窓にセロテープを貼ってはいけない。)