美しい日

小学校教員になりました。新任です。上越教育大学西川研究室で『学び合い』に出会う。

教えてもらえないと泣いてしまった子に

今日の社会で、ある子が突然泣き出してしまいました。周囲の子がどうしたの、と聞くと、「教えてもらえない」と言っていました。

 

一緒にやっていたはずだった子たちは、最初は困惑していました。そんなつもりではなかったのでびっくりしたようです。

 

「私たちばかりが話してるから、話に入れてないと思って悲しかったの?」

(うなずく)

「そっかー、、ごめんね。今はこのページをみてこんな話をしてるんだよ」

 

そんなやりとりがあって、話に入っていき、課題をやり始めていきました。

 

一緒にやるってなんだろう。

ただその場にいるだけでも、参加している気持ちになれれば、一緒にやっているのかもしれません。

机をくっつけていたって、参加できてないないと感じれば、一緒にやっていないのです。

 

みんなで考えました。悲しい人を作らないためにはどうしたらいいんだろう。

 

振り返りをみると、「参加できているか、仲間のことをよく見るようにする」「仲間はずれを作らないように今度は考えたい」そんなことが書いてありました。

 

参加しようとすることも大切です。しかし、自分から困ってると言える関係性にならないとそれはできません。

 

少しづつ、少しづつ。誰も取りこぼさないようにと、考え始めています。