教採に向けて面接練習をしています。
今日の練習で学んだことは、「正解を言おうとしない」ということです。
「教育は人なり」という言葉の捉え方についての質問がありました。
「教育は人なり」について文科省は以下のように言っています。
「教育は人なり」といわれるように、学校教育の成否は、教員の資質能力に負うところが 極めて大きいと言えます。
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/miryoku/__icsFiles/afieldfile/2009/09/03/1283833.pdf
教師の力量によって教育が変わるということでしょうか。
私は「教育は人なり」がどういうことなのかよくわかっていませんでしたので、「教師は子どもと共に生き方を考える仕事なのだと捉えます。」みたいな、答えになってないようなことを言ってしまいました。
ですが、面接練習をしてくれた先生はこうおっしゃいました。
「教育は人なりとは、◯◯ということなんだけど、あなたの答えはあなたの中から出てきた言葉で想いがある、そのほうが人間味があって魅力的だから、正解を探そうとしてはいけない。」
私の回答はまだまだ未熟なものだったと思います。けれど、自分の中から出てきた素直な言葉を大切にして良いのだと感じました。
求められているであろうことやそれらしいことを言おうとしたり、世間でいうおそらく正解であろうことを言おうとすると、途端に魅力が無くなってしまいます。
本当に思っていることや願っていることではないことが伝わってしまい、白々しさや上っ面な印象を感じてしまう。そんな人は信頼し、採用したいとはきっと思われません。
どんなにそれらしくかっこよく言っても、本当に思っていないことは人には見透かされてしまうものなのです。
自分が本当に願っていることを自分の言葉で伝えられることが、信頼を得る一つの要素だと感じます。そして強く願い続けるということが、その言葉に重みを持たせると思います。
適当なことを言うくらいだったらはっきりわからないと言ったり、てたくそでも本当に思っていることを言ったほうがきっと人間味があります。
自分自身の思いや願いから出た言葉に責任を持つことを忘れずに、毎日を生きていきます。