美しい日

小学校教員になりました。新任です。上越教育大学西川研究室で『学び合い』に出会う。

苦手なことに挑戦する勇気が出た理由

今日は今年2回目のスノーボードに行きました。

今年2回目というか、人生で2回目です。


スノーボードを始めたのは友達が誘ってくれたことがきっかけです。


私は本当に運動が苦手なので、スノーボードは勇気を出した挑戦ではありましたが、勇気を出せたのには理由があります。



上教大に来るまでは、運動を誰かとやることにすごく抵抗を感じてしまっていました。

私みたいにできない人がいたらゲームが楽しく無いかもしれない、教えてくれるけどみんな本当は嫌かもしれない…みたいな思考が生まれてしまうのです。


もしかすると小中高の間で、運動が苦手だからゲームに入れてもらえなかったり、体育祭でできることがなくて疎外感を感じたり、と言った経験から「できないといけない」「迷惑をかけてはいけない」といった呪いを自分でかけてしまったのかもしれません。




上教大に来てから、親睦も兼ねたゼミでのスポーツ大会もたくさんありました。最初はスポーツか…とちょっとドキドキしていました。

でも、勝つことが目的じゃなくて楽しむことが目的ですから、できなくて怒る人なんていないし、楽しもうと思うと私も「コツ教えて!」と気軽に言えて、そして誰もが教えてくれました。できないことは頼っていいし、それを拒む人はいないとわかりました。


つまり、「みんなで楽しむ」というミッションのおかげで「誰かを頼っていい」ということの理解と、「人を信じる」と言う気持ちが生まれたことで呪いを解くことができたのです。


とはいえ、呪いの片鱗がたまに出てくることもあります。だけど、絶対私を見捨てない友達の存在が打ち消してくれます。

自分でかけてしまった呪いはとても生きづらくしてしまいます。だけどきっとその多くは誰かの力で解くことができます。

スポーツに限らず、互いの力を貸し合える課題(ミッション)を経験することが「頼る」「助ける」ということの価値の理解につながると思います。
私自身も西川研究室に入ってから、互いの力を貸し合う経験を通じて多くの生きづらさを解消することができました。自分の経験をもとに、一人も見捨てない関係性が素敵であることをきっと語れると思います。
信じ続ければ、気づく子供は必ずいます。
子供を信じて願い続け、行動し続ける教員になります。