美しい日

小学校教員になりました。新任です。上越教育大学西川研究室で『学び合い』に出会う。

聞いてない子

体育指導法の模擬授業がありました。

今日は児童役です。

 

私が小学生の時に母が家庭訪問で言われたことなのですが、私は授業というものを受けているときに、授業から離れて別の所に意識が行ってしまう子どもだったらしいです。

当然、自分の世界に入っているときは全く先生の話を聞いていません。

 

三つ子の魂百までと言いますが、24歳になった今日も全然指示を聞いていない時がありました。

書かなくていいと言われたところに感想を書いていて、模擬授業で机間指導している学部の学生さんに、「ここは書かなくていいんだよ。」と言われて、恥ずかしくなって「すみません!」と大きな声で言ってしまいました。周りの人にはさっき言ってたじゃん〜と言われ、なんかほんと恥ずかしくて、先生に注意された子どもってこんな気持ちなのかな…と思ったり。(子どもって誰?って話ですが。)

 

24歳になっても話を聞けない私もいるんですから、子どもの中にも話を聞いてない子がたくさんいるだろうなあと。逆に私より十何歳も年下でもしっかり話を聞ける子もいるでしょう。

 

もし私みたいな子がいたとしたら、その子に話を聞かせるようにするよりも、「あ、聞いてなかった」って時は仲間に「今何するの?」って聞けたり、聞いてた子が教えてくれたりできる関係があることの方が大事だなあって思います。

そういう関係があれば、自分もみんなのために話を聞こう。と思ったりするかもしれないです。

 

全員に話を聞かせるのはやっぱり難しい!

自分が(たまに)話を聞いてない時があるからこそ、話を聞いてる子が動けたり、困りごとを言えるような関係があったら素敵だなあと、改めて思います。