ゼミの後輩の女の子から、恋と愛はなにが違うと思いますか?と聞かれました。
何でそれ知りたいの?ときくと、ゼミで一定ペースでそう言った話題がでるから気になったのだとか。
でるよね、そういう質問。
一つ、私たちが出した考えは、
互いのの信頼があって成り立つのが愛。
それによって不安になったりもしないが、逆に盛り上がりすぎたりもしないので、気持ちの浮き沈みの差がなくなっていく。だから継続していけるものである。
一方で恋は、信頼がなくてもできる。不安にもなり、期待もしてしまうから、気持ちの浮き沈みが激しい。それって楽しいけれど、すごく疲れるし、辛いから、恋だけでは長く継続していけるものでは無い、という意見。
super beaverという私の好きなバンドの「愛しい人」という歌があります。
出だしの歌詞はこうです。
「パッと一言じゃ 言い表せないのが 愛だ」
こうだから、この人への気持ちは愛なのだとはパッと言葉では言い表せないけれど、なんだかずっと味方でいたい、そして、この気持ちはどんどん増えて、深まっていく、そんなあなたは愛しい人なのだ
そんなことを歌っている曲です。
途中にこんな歌詞があります。
「他人(ひと)にはとてもじゃないけど
見せたくない本性も 互いに知ってなお 寄り添いあえたなら それはもう恋じゃなくてさ 惚れた腫れたなんて超えた愛だ もう愛だ 死ぬまで味方でいよう」
「趣味など違っていいのさ 卑怯なことは嫌だとか 似ている芯の部分 嬉しく思えたら それはもう理屈じゃなくてさ 思わず抱きしめたくなる愛だ もう愛だ 死ぬまで味方でいよう」
いい部分だけじゃなくて、見せたく無いような仄暗い部分を知っても、それでも関わりあいたいと思ったり、
自分が大切にして生きていることが何だか似ている気がして、それを嬉しいと思えたりする。
そんな人があなたにいるならば、それは愛しい人なのかもしれません。
superbeaverに言わせると、パッと一言じゃ言い表せるものでは無いので、たくさんの愛があるんだと思います。
愛しい人がいることに気づけることは、幸せの一つかもしれません。
恋や愛というような漠然とした言葉を、こうやって語り合えるのはとっても面白くて、人生を豊かにするなと思います。