美しい日

小学校教員になりました。新任です。上越教育大学西川研究室で『学び合い』に出会う。

参観日

参観日でした!

 

国語の「白いぼうし」でやりました。

子供達からの疑問を集めた中で、最大の謎、最大の問い、「突然現れた女の子は本当に蝶々なのか?」を今日に残してやりました。

(この物語を知らない方はごめんなさい、とにかく子どもたちにとって気になるところだったと思ってください)

 

となりの先生からの助言で、「子どもが一つでも活躍する場を」というのが頭にあり、「お家の人が感動するような音読をめざしませんか?」と、子どもたちに一昨日くらいに投げかけました。

 

すると子どもたちは、そんなのできないよ!緊張しちゃうし!と最初は言っていましたが、いや、そのなかでもがんばったらいいんじゃない?やってみないとわかんないからやってみようよ。

と、段々と熱が入り、どうやったらいいかを話し合っていました。

 

最初の頃より見違えるような、緊張感を武器にしたような音読でした。

もっとできたなぁという子もいましたが、この空気の中で最大を出せたということで、達成感があったようでした。

 

内容に入ってからは、いつものように時間を決めて、考えを話し合う時間をとりました。

席を縦横無尽に飛び回るので、驚いたおうちの人ももしかしたらいたかもしれませんが、生の議論をしてる様子を見てもらえたのは嬉しかったです。

 

最後、考えを共有したときには、本文の中にある根拠(子どもたちはよく証拠って言っていますが)を明確にしながら、そういうことー?!確かにこうも読めるよね…と驚き、発見、ときに爆笑と、なんだか緊張がいい方向に行っていました。

 

最終的に、女の子はちょうが化けたんだけど、松井さんがにがしたちょうなのか、最後に出てくる仲間のちょうなのかはわからなかった。

「ここのことは本文で書かれていないから、読んだ人の想像にまかせているんじゃないか」というところが出て終わりました。

 

 

さいご。「先生が一番緊張してたよね、だっていつもしないのに、3回も字をまちがえたもん」

 

 

ほんとにそうだね。笑 でもあなたたちがいたから、今日も楽しくできたよ。