今日の放課後、中学年が運動参観日で踊るダンスの練習用として、動画を撮っていたときのことです。
三年生の先生が撮影をしてくれて、私が踊っていました。
しかし、私が最後の最後で間違えてしまいました。
三年生の先生はこのあと予定があり、早く帰らせてもうね、と言っていたので、取り直しになったことを大変申し訳なく思いました。
しかしその先生は、「大丈夫だよ、俺のカメラワークもさちょっと微妙だったから、せっかくならもっかい踊ってもらってもいい?」
と、言ったのです。
きっと、私だけのせいじゃなく撮り直しをするんだってことを伝えてくれたのだとおもいます。
本当にカメラワークが微妙だったのかどうかに関わらず、相手だけが責任を感じないような言い方をできるのが素敵だなあと思いました。
その先生はいつも、ほんの少しの言い回し、伝え方で、相手の気持ちがグッと軽くなるような、そんなふうにものを言ってくれるのです。
少しの気持ちの余裕を持って、そんなふうにものを伝えられる人になりたいなと思いました。
仕事のこと以外でも、生き方を教えてくれる先生たちがたくさんいて、日々学ばせてもらっています。