美しい日

小学校教員になりました。新任です。上越教育大学西川研究室で『学び合い』に出会う。

『学び合い』をやってみて

昨日は『学び合い』を算数と社会で2回やりました。

 

今まではネームのマグネットを使ってなかったのですが、今日からマグネットを動かす形でやりました。

テストの結果の差が開いていることから、もっと互いに学び合うこと、そこで1人も見捨てないという意識がまだ高められると思いました。

そのため、可視化の必要を感じたので、マグネットでやってみたのです。

 

算数の時には、「やばい時間が!でもまだ〇〇さん諦めてない!」といった声や、最後の1人ができた時、「やったー!できた!!」という声が。普段ではその言葉は聞くことができませんでした。

 

社会の時は、個別学級の子たちもいる中ですので、クラスの真の全員です。

終わった子たちはただ答えを言うのではなく、理解できるように説明していました。

全員が理解して、全員達成する意識があったように思います。

 

面白かったのは、早くから教えていた子が、「俺ずっと教えてたから、別な人に教えるのお願いしたんだ」と言っていたことです。

その子が仲間と仲間をつなぐハブになることで、その子自身の次の課題を進めて、自分の学びを調整していました。

自分の課題は進めるけど、全員がわかることを諦めたわけではないのです。

 

ちなみにその子は、普段の生活では周りの子に諭されたり、助けられていることが多くありますが、とびぬけて困っている人を探して教室を飛び回っていました。

これを繰り返し、互いに助け合う存在であるのだということを知っていって欲しいです。

 

 

子ども達からの声で、この形の方が、自分たちの目標(協力して助け合う仲のいいクラス)に向かうのにいい方法だ、効率がいい、というようなことを話していました。そのことに、子供達から気づけたのにはびっくり!予想を超えてきます。

 

ある子は、先生が教えるだけじゃ目標にむかえないんじゃね?というようなことを呟いていました。おもしろいなあ。

 

クラスの目標が人生につながるというイメージができたらもっといいなと思いました。繰り返し長い目で、ですね。今後の語りに活かせそうな気づきでした。