今日は運動参観日でした。
リレーでは私のクラスの全チームが本番で一番良いタイムを記録できたようです。
練習し初めの頃は、「〇〇チームに負けた」「〇〇がバトンパスミスったから」なんて発話が多かったです。
しかし、練習を重ねていくうちに「昨日よりタイムが伸びた!」「走りながらもらったりできた」「タイムが落ちたのはなんでだー」
そんなふうに変わっていき、競うことだけでなく、チームとしての伸びや、反省点を考えられるようになっていきました。
当校では、競うことよりも、自身の伸びを見ることを大切にしています。
順位発表等が今年度からなくなったこともあり、自身に向き合うことに重きを置いて練習できたように感じます。そういったことが、こどもの発話が変わった要因の一つかもしれません。
競わせることに重きを置いていたら、子供の主体性は伸びなかったように思います。全チームがチームとしての成長に向き合ったからこそ、結果も追いついたのではないかと思います。
学校のイベントも、こんなふうに以前と比べると何を大切にするかが変わってきてるんだなぁと思いました。
子供の人生にとって何を大切にすべきか考えて、よりよく変えていく必要性を感じました。
今年度、順位発表をなくすことに声を出してくださったのは中堅の先生たちでした。
新人では言いにくいかもしれないですが、疑問に思ったら信頼できる先生に話して声を出していけるようになれたらいいなぁなんて、思いました。
後日談:
(昨日リコーダーを捨てた子はみんなに促されながら汚れたリコーダーを掃除をしていました。
今後教員をやっていく中でリコーダーを捨てる子供は現れるのでしょうか?大物になりそう。)