前回の席かえでは昨年度自分たちが決めていたとのことだったので、一度それでやらせてみました。するとものの見事に仲のいい人が近くになっていました。(結局授業でごちゃごちゃになるんですけど)
それをうけ、次の席替えをどうするかという話をした時に出たのは、要は「いつもは関わりが薄い人とも近くになるように考えたい」ということでした。
「いつも話さない人と近くになりたい、色々な人と関われるようになりたいから」
「仲間が増えた方が、目標(協力して助け合う仲のいいクラス)に近づけるから、いろんな人と話したい」
「全員と関われるようになったら、「みんな」でできることがきっと増えるから いつもは近くじゃない人と近くになりたい」
「今の俺たちでは、仲のいい人と近くだとうるさくしてしまう」
なんだか、子供たちの言葉の節々に私が言ったような言葉が入っているような気がします。
「みんな」「全員」友達じゃなくて、「仲間」「いろいろな人」そして、「クラス目標」について。
私が話すこと、学び合いで実感したことの得を感じ始めているのか、はたまた、私が聞きたい言葉が私の頭に入ってるだけかもしれません。
真相はわかりませんが、クラスがより良くなるために考えて行こうとしている人がいるのは確かなのかなと思います。
仲がいい人と近くの方がそりゃいいですよね。でも目先の楽しさだけじゃないところを見はじめています。
また月日が重なれば、仲がいい人と近くでもやる時はちゃんとやるようになったり、席が遠い人とも関われるように、もしかしたらなるのかもなぁなんて期待を抱いたりしつつ。
その都度全員で考えて行けたら良いなぁと思います。