美しい日

小学校教員になりました。新任です。上越教育大学西川研究室で『学び合い』に出会う。

先生らしくない

今日は出前授業がありました。

 

せっかくきてくださっているので、時間ぴったりに始めて、たくさんお話が聞けるようにしたいよね。時間に間に合うように動こうね。という話を朝のうちにしていました。

 

その時間が近づいて、「何時には並んで行くよー」というとほとんどの子が必要なものを持って並び始めます。

 

しかし、周りの注意も他所に、全く準備をしない子がいました。本が好きな子で、ずっと本を読んでいます。

 

ねー〇〇さん準備しようよー、、、

みんな待ってるよー、、

 

時間に間に合うように動いてる人達いるね、声かけあってていいね。

そんなふうに声をかけつつ少し待っていましたが。

もう決めた行く時間です。周りの子も、時間通りに行きたくてそわそわ。

 

「周りの人どうしてる?待っててくれてる人も遅れちゃうし、このままだとせっかくきてくださった人を待たせちゃうよ。」と、個人的に声をかけてしまいました。

 

すると、「なんで先生が言ってくるの?凪先生らしくないよ」と言うのでした。

 

確かに笑 いつもが周りが言って動くのを待ってますもんね。

 

しかし、お話ししてくれる方を待たせないでぴったりに始めようねと話していたので、それを守りたい気持ちが勝ってしまいました。

 

言ったことの筋を通したつもりでしたが、焦りがあったのを見透かされたような感じがしました。

いうのはその子にじゃなくて周りの子にだったかも。

 

先生が個人に直接注意するのが凪先生らしくないは、面白いなぁと思いました。いろいろと見透かされますね。

 

わかったことはやっぱり私は個人を変えられないけど、こども同士なら変われるっていうことです。

だけど、まだ周りの人の声を聞き入れる、仲間のことを大切にする得は感じきれていないのかも。

 

声掛け一つにしても、軸はぶらさないように。

そうしていく以上に、できることはないのかもしれません。だけどそれが本気でないと難しい。

 

私も子供も、きっと、もっと本気になれる。