トラブルがあり泣いてしまった子が落ち着くために別室にいることがありました。
しばらくはそっとしておこうとなっていたようですが、授業が終わると同時に何人かがその子を探しに行ったようでした。
戻ってきて、「別に…俺のことなんて探さなくったっていいのに…」
と呟きながらも、その子がいない間にしていたことを周りの子に聞いていました。
泣いていなくなった子を、探さないなんてことはないんだね
私が関与してないところでそうしていたことが嬉しく思いました。
同時に、気持ちの押し付けになるのと見捨てないのバランスを考えました。
お節介だ、ほっといてくれ。そう思うこともあるかもしれませんね。だけど、だれかの「見捨てたくない」という気持ちだけは、受け取れると嬉しいなと思うのです。私もそうでありたいと思っています。
人の気持ちを受けとるのって難しいのかもしれない。
お節介かもしれない。でも、一年たったり、何十年かたったりして、「ああ、あのとき見捨てられなかったな」って思う日が、もしかしたら来るかもしれないと思うのです。