夏休み前最後の図工で、チラシで作った棒を組み合わせて形を作る活動をしました。
子供達には大変申し訳ないことに、2時間でやる内容が他の教科の時数が足りず1時間になってしまいました。
短い時間ながらも、暇な人を作らないように仕事を分担する人がいたり、熱心に話し合い、どうすればただの棒を組み合わせて立体の形を作れるか考えている人たちがいました。さすがは「一人も見捨てない」を目指す人がいるクラスです。
たかが棒、されど棒です。
「四角の対角線をつないでバッテンを作れば丈夫になると話し合った」
「たくさんの人と協力したから組み立てられた」
「やれることを探して動くことができた」
「みんなでやったから楽しかった」
「全然完成できなかったけど、話し合って頑張ったことが嬉しい」
振り返りにはこんなことが書いてありました。
私が用意したのは図工準備室に埃をかぶってた棒だけです。「棒をつなぎ合わせる」だけのことをこんなにも面白い活動にするなんて子どもって本当にすごいなぁ。
時間がなかったので土台を作っただけで終わってしまいました。
しかし、昼休みになると教室から人がいなくなったのでなんでだろうと思ったら、誰に言われるでもなく図工室に棒のオブジェを運び、続きを作っていました。
チラシの棒を用意しただけで団結するのだからわからないものです。面白い人たちです。
夏休み前に素敵な姿を改めて見ることができて、幸せだなぁと思えました。明日はとうとう夏休み前最後の日です。
いい気分で明日も終えられたらなとおもいます。
明日は乾杯してビールを飲みたいです。